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ARTICLESLGBTQ+やジェンダーレス関係の記事をお届け!

自分はみんなのいう「普通」になれると思っていた。

それと同時に、「変だ」と言われる自分がおかしいのだとも思っていた。

「変人扱い」されないために、何度も自分を否定して、周りの人のマネをしてみたが、何をしても仲間に入れてもらえないということが苦しかった。

だけど居る場所を少し変えただけで、「変人」扱いされることなく、周りと同じように接してくれる空間に出会うことができた。

環境が変化したことで変人扱いされることはなくなったが、「認めてもらうこと」や「受け入れてもらうこと」といった、「対等な関係」がもったいないことだと思ってしまうようになった。

全て下手に出て、受け身でいるようになり、変人扱いされてきた自分のことを、まるで化け物のようななにかに思ってしまうようになっていた。

しかし最近では、「いろいろな人が一緒に生きているのだ」と表に立って表現したり発言したりしてくれている人もいる。そのおかげで、「周りの人のいう『普通』にならなくていいんだ」、「周りに合わせようとしなくていいんだ」と、少しだけ思えるようになっている自分がいる。

周りから「変だ」と言われても「個性的」だと言われても、それが自分だし、住んできた場所、環境、人間関係、感じ方、捉え方、全てが同じ人など存在しないのだから、相手と自分が違っていることは当然だと思う。

無理して周りに合わせにいっているのだとしたら、無理することなく自分の思うように振る舞うことが大事だと今は思う。

ただ、こびり付いた考えをすぐに変えられないのも事実で。

自分に素直になることを諦めてしまったら、きっと自分の人生を生きられなくなってしまいそうなので、少しずつ、少しずつ、「みんな違う。違っていいものなんだ」って自分に染み込ませていけたらいいなと思う。

-最近はそう思えるようになったから届けたい。

 

過去の自分へ
はみ出したら負けではないんだよ。はみ出しても死にはしないよ。自分の「好き」を大事に。心を殺さないで。